読書感想文にテンプレートは必要か論争!個人の意見としては「はい、必要です」と答える。

 

 

理由はテンプレートを用意して書くことよりも、
本を読まなくなったり、文章を書くことを放棄するほうが問題であると感じるからです。

 

読書感想文

読書感想文は文章だからこそ難しい

 

テンプレートの有無については
どんな内容でも論争が起きると思うのですが

 

 

テンプレートがなければ書けない人、できない人がいるのも純然たる事実だと思います。

 

 

 

読書感想文の難しいところは
本を読んで何も感想がないはずがない!という思い込みがある点です。

 

 

 

本を読んで何も感じない人は多分いません。

 

 

 

しかし、

 

 

 

読んで感じたことを文章にするというのは
より高次の論理的な思考が必要です。

 

 

 

わたしは読書会というものを毎週行っていて
週に1冊、本を読んでその感想や気付き、本同士のつながりなど
とにかく色々なことを話合うなかで

 

 

 

日々の生活に少しでも役に立つアイデアを得るために
四苦八苦するという行為を半年以上続けていて分かったことがあります。

 

 

 

それは口頭で意見を言うのと、文章にして意見を提出するのは
まったく次元の違う作業で、文章にすることのほうがはるかに難しい。

 

 

 

多分、読書感想文も先生が子供に口頭で感想を言わせれば
どの生徒も答えることができるはずです。

 

 

 

その時の先生の質問はテンプレートのような質問になるでしょう

 

 

本は面白かったのか?

 

そう思った場面はどこなのか?

 

 

そのときの主人公のとった行動を自分だったらするか?

 

 

なぜそう思うのか?

 

 

 

と言った感じで徐々に子供が何を感じたのかを深堀りしていく質問になるはずです。

 

 

 

口頭で質問しているのに、いきなり先生が
「よ〜し、本を読んだ感想をさっさと話せ!」

 

 

 

とはやらないと思うんです。

 

 

 

徐々にその子が何に注目し、何を感じたのか
その理由は何なのか、その気づきによって得られた物はなにか
というゴールへ導くはずですし

 

 

口頭で答えると無駄な答えも多いのですが
話していくうちに自分の考えもまとまってきます。

 

 

 

なぜ文章を書くのが難しいのか?

読書感想文2

 

 

これはもういきなり答えをいいますが
何をいいたいのか決める前に書き始めてしまうからです。

 

 

 

つまり、構成をねらずに書きながら考えてしまうので
書いているうちに論旨が四方八方に飛んでしまい、
書いては直し、書いては直しとなってしまい時間だけがすぎる。

 

 

 

文章を書き始めたら止まらずに、
一気に書き上げるぐらいにねりこんでから書くのがポイントです。

 

 

 

いい大人の自分ですら、文章を書くの基本とも言える
”構成を練る”という基本を実践できずにいるのか?

 

 

 

それは自分が本当に伝えたいことは何かということを考えることが
とても大変な作業だし億劫で面倒だからついサボってしまうからです。

 

 

 

思考したことを論理的に文章としてまとめる経験が絶対的に足りない。

 

 

 

 

つまりは、経験がないんです。

 

 

 

 

子供はもっと経験がないはず。

 

 

 

でも、デキる子がいるのはなぜか?

 

 

 

読書感想文を苦もなくかける子がいるのはなぜか?

こんな話を聞いたことがあります。

 

 

 

ある人は物心ついた時から、何をするにも理由を聞かれて育ったそうです。

 

 

特に大変だったのは自分が何かいけないことをしてしまったときに
親を怒らせてしまったとき、その怒りを鎮めることだったそうです。

 

 

 

その親は子供を叱るときに、なぜそんなことをしたのかを
常に理由を説明させたそうです。

 

 

 

その親は子供がちゃんと理由を説明するまで
いつまでも子供のした行為を許さずにいたので

 

 

その人は親を納得させるためにずっと理由を考え続けなければいけませんでした。

 

 

 

だからなのかはわかりませんが、
その人は何をするにしても深く思考する癖がついたそうです。

 

 

 

この人は学生の時の論文は模試で全国でも上位でしたが
文章の書き方を習ったことはないそうです。

 

 

 

この例は極端な例かもしれませんが、

 

 

多分、多くの子供は何かをするときに
”なぜ”と理由を考えることはあったとしても口にはださないはずです。

 

 

 

それは聞かれないから。

 

 

 

なぜ自分は外で遊びたいのか?
なぜこの野菜をたべたくないのか?
なぜ今自分は叱られたのか?

 

 

◯◯してはダメ!としか言われたことのない子供と
なぜそう思うのかを聞かれて育った子供

 

 

この環境の違いが小学生ぐらいになれば大きな差になって
現れるのではないか?それが私の仮説です。

 

 

 

つまり、読書感想文を書けない子供がいるのは
論理的な思考をしたことがないから。

 

 

 

やったことがないこどもにいきなり好きな本を選んで
好きなように感想を書け!と宿題をだしても

 

 

 

ぽかーんとして終わり。

 

 

で、叱られるものだからさらに本が嫌いになり
文書を書くこと苦手意識をもつ悪循環に陥る。

 

 

 

では、どうするべきか?

 

 

 

一度全員が同じテンプレートを使って全員が同じ本を読み
その内容を全員で共有するのがいいんではないかなと。

 

 

 

同じテンプレートを使ってもその仕上がりには明確に差がでるはず。

 

 

 

ただ機械的に穴埋めしかしてこないこと、
自分なりに何を問われているのかを考えて文章を書いたこの差です。

 

 

 

 

他の友だちが同じ本から何を感じ、何を得たのかを
共有することで自分とは違う視点があることを感じる。

 

 

 

他人の感想を聞いてそこから学び、自分の思考を飛躍させる
これも読書感想文の意義なのではないでしょうか?


スポンサーリンク