BLENDA 休刊の理由は本当に読モのせいなのか?
そもそも休刊にする理由は廃刊との違い。
ギャル文化の消滅と読モの関係について考えてみました。

 

Blendaが休刊する理由について書く前になぜ休刊という形にするのかですが
休刊と廃刊は当然ですが字意外にも意味が全く違います。

 

なぜ雑誌は最新号を出さない状態の休刊という形で終了するのかというと
以前も小悪魔agehaが休刊になった時に書いたのですが

 

休刊にすることで雑誌コードが消滅するのを防ぐためです。

 

細かいことを省いて説明すると古い雑誌コードを持っていることは資産であり
雑誌コード欲しさに出版社を買収することもあり、

 

たとえ雑誌が売れなくなっても廃刊にしないのはこの雑誌コードを持ち続けて
何らかの形で雑誌コードを活かしたいからです。

 

 

というわけで休刊=その雑誌は終了と考えるのが自然です。

 

 

で、Blendaが休刊になった理由ですが完全な私見ですし、理由なんていくらでも見つけられて
それらは全部含まれているんだと思います。

 

 

例えば、このエントリーを書くきっかけとなった記事によるとBlenda 休刊の理由は
読モ、読者モデルの存在だそうです。

 

読モがもてはやされた理由はたった一つで、
読者とモデルの間に存在する絶対的に越えられない壁の間に存在していて
身近で親近感が湧くという点に行き着きますが、

 

雑誌ではその身近さが反対の作用を産んだ、つまり買わないということです。

 

自分と同レベルと思っている人達が楽しそうに騒いでいるテレビ番組、かっこつけているギャル雑誌を見たいと思わなくなってしまったのだ。くしくも、芸能人のプライベート暴露番組や読モのテレビ出演が増えれば増えるほど、今までギャル雑誌を読んでいた読者から見放されることに繋がってしまったのだ。

 

結果として、テレビは無料なのでスルーすれば良いが、雑誌に関しては「買わない」という選択が増えてしまった。

 

それ以外の理由としてブログやメディアの記事に書かれているのは

 

・ギャル文化の終了
・紙メディアの衰退
・ネットで最新の情報が手に入る

 

この3点かなと思います。

 

 

Blendaが休刊した理由は読モなのか?


 

なぜBlendaのようなギャル雑誌が休刊になるのか?
それを時代だとかスマホとか、ギャル文化の消失という理由ではあまりにもざっくりしすぎてます。

 

もう少し深堀りしてみると、そもそもファッション誌とはなんなんでしょうか?

 

さらに言うとファッション誌におけるモデルの存在とは何なんでしょう?

 

そもそも雑誌がなぜ700円前後で買えるのかというと、雑誌は広告で成り立つ媒体だからです。

 

つまり雑誌をただ販売するだけでは雑誌制作は成り立たず、
出版社の仕事で最も重要なことは良い広告主を集めることなんです。

 

そのために明確な読者層があったほうが広告主に広告出稿をリーチしやすいので
この雑誌は何歳ぐらいのこんな人達が読む雑誌ですよという世界観を作る必要があるんです。

 

 

で、広告主を集めるためにつくられた雑誌におけるモデルは何のための存在かというと
それは洋服をきれいにみせることができる、これがモデルに求められることです。

 

 

モデルが着こなすファッションやスタリストが作るファッションを通じて
その雑誌が作り出す世界観のファンに読者がなることで、広告が宣伝している
広告主の製品にもいいイメージがつき、結果として広告主に利益が還元されるわけです。

 

 

TVコマーシャルは出演しているタレントのために存在しているわけではなく
あくまでも宣伝している商品にそのタレントのイメージを転嫁させて
商品イメージを高めるために起用されています。

 

 

TVコマーシャルは、もっと言うならテレビも広告主のために存在しているのに
雑誌だけはモデルのために存在していいわけはありません。

 

 

つまり休刊になった雑誌はモデルにフォーカスを当てすぎてしまった。
これが個人的に考えるギャル系の雑誌が休刊した理由です。

 

 

例えば、読モ批判によくあげられる、読モの彼氏が登場したり
挙句の果ては読モの完全私服30日コーデとか最悪です。

 

それは雑誌の作る世界観ではなく読者モデルの世界観を紹介しているだけだからです。

 

 

モデルさんが彼氏を雑誌で紹介しますか?
モデルさんが30日コーデするときにはスタイリストが世界観を作ってますよね。

 

 

読モを使って安上がりに紙面を作るのなら、すでに出来上がっている雑誌を徐々にシフトするのではなく
別の雑誌に思いきってするべきなんです。

 

安上がりの雑誌を作るひつようがあるなら、EggやBlendaや小悪魔agehaという名前を捨てて
もっと採算を低くした低予算の別媒体で展開すればいい。

 

そうしなければ必ず既存のファンから、◯◯らしくないという批判をうけてしまうからです。

 

 

モデルの私生活を知りたいならブログ読むし、コーディネート見たいならネットで十分という意見がある中で
ネットと勝負を挑もうとした雑誌媒体の敗北という感もありますが

 

モデルの存在を自ら大きくして安易な企画に走った制作のツケが回ってきたというのが個人的な見解です。


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