おにぎりダイエットという新たなダイエットが登場。
ポイントは米が冷えて発生するレジスタントスターチという成分に。

 

でも、本当にこのデンプン効果あるの?
おにぎり

 

レジスタントスターチというのは難消化性デンプンのことで、食物繊維と同様の働きをする。胃や小腸で消化されないため、デンプンであるにもかかわらずエネルギーになりにくいという特性を持っているらしい。大腸に届き腸内環境を整え、血糖値や血中コレステロールの上昇を抑え肥満を予防したり、便通の改善や生活習慣病の予防効果があるとされているのだそうだ。

 

http://ovo.kyodo.co.jp/news/life/a-574674

 

レジスタントスターチを調べてみると、
結構多くのサイトでレジスタントスターチの効用について
書かれていますし、ウィキペディアにも記事があるので

 

効果について今更語ることはないのですが

 

 

個人的に思うのは本当にレジスタントスターチは体に良いのかということです。

 

 

というよりも現実的に規則的に摂取するこtが可能なのかということです。

 

 

この手の栄養素でよくあるのが身体には確かにいいらしいが
普通に食事をしているだけでは目安の摂取量を満たすことが難しいパターン。

 

 

レジスタントスターチを顆粒にして販売しているサイトでは
一日の摂取量は6〜20g、ご飯は100gで0.4g

 

 

つまり目安の摂取量である6gを摂取するためには
米を1.5kg、つまり4合半食べる計算になるまる。

 

 

3食ご飯にしたとして1合半、ご飯一合のカロリーは530カロリーほどですので
ご飯だけで2200カロリー以上を摂取する計算になります。

 

 

まあ、これは企業サイトの情報なのでだから顆粒としてサプリにて
レジスタントスターチを買ってくださいね、と言いたいだけなので
これを鵜呑みにはできません。

 

 

厚生労働省や農林水産省でレジスタントスターチを調べてみた

厚生労働省の資料には大豆イソフラボンの生体利用に関する研究の中で
大豆イソフラボンとレジスタントスターチを併用することで

 

骨粗しょう症のマウスに骨量現象を抑制出来る効果が認められた報告されています。

 

http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000000vdzk-att/2r9852000000ve4v.pdf

 

 

農林水産省のデーターベースにはいくつかの論文が乗っているようなのですが
なぜか中身を確認できないものもあるので読み取れたものを紹介すると

 

 

機能性を持つ農林水産物開発 (独)農研機構研究課題候補 1
◆血糖が高めの者に米+レジスタントスターチ(6.5g/日)の4週間の介 入を行ったところ、食後血糖値、酸化ストレスが有意に減少し、内皮機能の改善が見られた(90名、交差試験、Atherosclerosis Oct, 2012)。
http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:037JmzEw0e8J:www.s.affrc.go.jp/docs/kinousei_pro/pdf/6-kikou.pdf+&cd=1&hl=ja&ct=clnk&gl=jp

 

血糖値の減少や酸化ストレスの減少はどうやら本当のようですが
やはりこの実験でも6.5g摂取しています。

 

「100歳まで病気にならないスーパー免疫力」ジョエル・ファーマンの著作において

 

白米に含まれるレジスタントスターチは100gあたり14.1%となっていますが
これはあくまでも乾物における100gです。

 

炊いた時にどのくらいレジスタントスターチが残るのかは不明です。

 

ちなみにファーマンによる栄養素密度スコアでは米は最低の1。

 

最高はレンズ豆の14で含有量は同じく100gで25.4%

 

 

最初に紹介した企業サイトでも煮豆は100gに5.3gと表示されているので
米をたべるよりは煮豆をたべたほうがよっぽどダイエットには向いていそうですし
血糖値の減少やビフィズス菌の増加による便秘対策などに効果がありそうです。

 

 

楽天市場にもレジスタントスターチ含有量7000mg/1kgのお米がうっていますが
7000mgというのは7gのことですのでお米1kgは完食する必要があります。

 

しかし、米をたいてもレジスタントスターチが失われないという記述ありません。

 

 

ダイエット系の記事では冷やすことで
でんぷん質中のレジスタントスターチの量が増えると言われている※wikiにも記述あり
と書いていますが、どのくらい増えるのか不明です。

 

 

農林水産省の研究には冷やすことの効果には言及はありませんえでした。

 

 

農林水産省の記述には米+レジスタントスターチと書かれているので
米に別でレジスタントスターチを足した可能性もあります。

 

 

ということで、仮説ですが
米を食べるなら温かいご飯よりも冷えたご飯をたべたほうが効果がありそうだが
その量はどのくらいなのかは不明、ということになります。

 

 

基準値はあくまでも6.5g/日なのでその量を効果的に摂るためには
煮豆+おにぎり1・2個という組み合わせや

 

ジャガイモは100gで3.8gふくまれているそうですので
ポテトサラダなどが良いと思われます。

 

 

追記:レジスタントスターチには腸内環境を良くする効果もある

農学博士がすすめる冷えたおにぎりの効果

 

 

・冷えたおにぎりが腸の老化を防ぐ

 

ごはんが冷えたことで発生するレジスタントスターチ

 

血管や腸の炎症を和らげる効果のある”酪酸”の材料となる

 

 

 

冷えたごはんばかり食べればよいというものではない。

 

 

 

いろいろな食材を取ることが推奨されるが、
和食中心の食生活が理想である。


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