ライザップCMに香取慎吾が起用されたのは赤井英和のおかげ?
今後も大物の起用が予想されるライザップのCMと同社のビジネスモデルの関係とは

 

ライザップ

ライザップのCMといえば妙に耳に残るあの低音が印象的ですよね。

 

2015年の1月から赤井英和が登場し
衝撃的なふっくらした下っ腹をさらけ出したかと思えば
しっかりと「結果にコミット」した点はさすが。

 

 

このCMによって一気に知名度が急増したといわれている「ライザップ」が
さらに香取慎吾を起用してさらに話題を提供してくれています。

 

 

で、早速日刊ゲンダイがライザップのCMギャラという
ものすごーくどうでもいいことを記事にしているのですが
この手の記事がでること自体ライザップの戦略がうまくいっていると言えます。

 

CMキャラクターともなれば、一銭もかからない上にギャランティーも発生する。

 

「赤井クラスで同社のギャラは2000万円。香取クラスともなれば、3000万円は下らないでしょう」(広告代理店関係者)
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/159241/2

 

単純に考えれば日刊ゲンダイの記事にあるように
赤井CM効果で会員増、儲かる→CMによりお金をかけて
よりインパクトのあるタレントを使うという図式なんですが

 

ライザップにとってCMを含めて広告宣伝が非常に重要なのは
ビジネスモデルをみればあきらかです。

 

ライザップのビジネスモデルと今後の予想

ライザップと既存のフィットネスクラブの違いは明確です。

 

 

既存のフィットネスクラブはインフラ型のビジネスで

 

  • 駅近くの便利な場所に広いフロア
  • 多数のトレーニングマシン、ランニングマシンやタジオからプールなど施設
  • たくさんのスタッフ

 

設備投資に莫大な資金がかかるため
客がいない時間帯でも莫大な費用が発生します。

 

 

つまり固定費がものすごくかかるので大量に集客する必要があります。

 

 

しかし、ライザップは少数の顧客を予約制で運営しているため
インフラを整える必要がない。

 

原価は会社公表資料によると、売上高対比で人件費15%(他社20〜30%)、地代家賃4%(同20%)、水道光熱費1%(同10%)
http://toyokeizai.net/articles/-/64007?page=3

 

実際、店舗をのぞくと、5畳ほどの広さの個室ブースにあるのは、大きなベンチプレスの機械のほかは、バランスボールや腹筋用のマットくらい。これが水道光熱費や設備維持費の低さにつながっている。

 

 

ライズップは他のスポーツクラブと違い
目につく場所に店舗を構えて集客する方法とことなり
広告経由で集客するため店舗は駅前にある必要がない。

 

 

ライザップの課題と今後

ライザップを運営する健康コーポレーションが考えている課題は明確で
それは利用期間が2ヶ月と短いこと。

 

 

2ヶ月みっちりと個人トレーナーが食事から運動まですべてをサポートすることで
「結果にコミット」させるために高い利用料金を請求するわけだが

 

 

基本的に2ヶ月で理想の体型を手に入れてしまえば
利用者がその後も継続してくれる保障はない。

 

 

当然だが、2ヵ月通っただけで、永遠にその肉体が維持できるわけはない。

 

そこを企業側も承知していて、月に1度程度通ってもらう必要があると語っているし
今後の課題はまさしく継続して利用してくれる人を増やすこと。

 

 

例えば、2ヶ月間はきついトレーニングと徹底した管理のため
体型は理想に近づいたが、その後元に戻ったという人が続出したら
「結果にコミット」したとはいえなくなる。

 

 

そこで健康コーポレーションが考えているのがシニア層の開拓。

 

ライザップのCMに60代から70代のタレントが登場するかも

 

従来の利用者が女性6割、男性4割の比率で、年齢層も女性は20、30代、男性は30、40代が中心
http://toyokeizai.net/articles/-/64007

 

これに加えて赤井英和効果で50代からの問い合わせが増えている。

 

 

最初は口コミを起こしやすい年齢層を対象にサービスを開始し
徐々により継続利用が見込める層にアプローチするという手法なのだろう。

 

 

であるなら赤井英和の次に香取慎吾を起用したのは
もう一度20代、30代をより多く取り込んで地盤を固め
次はシニア層へアプローチするのだろう。

 

 

ということは今までの手法を考えればテレビCMを展開するはずなので
理想とする体型を手に入れたシニアタレントが登場するはず。

 

 

ライザップの一人勝ちはいつまで続くのか?

ライザップの運営は健康コーポレーション。

 

健康コーポレーションといえば、以前おからクッキーを発売し
一斉を風靡した企業だが

 

当時はおからクッキーの大ヒットで一気に上場したものの
ライバル企業の後追いを受けてかなり苦境に陥った過去を持っている。

 

 

当然、今回のライザップの手法も
他のライバル企業が積極的に取り入れるはずだ。

 

 

というのはライザップの手法自体は特別なノウハウを使ったダイエット方法ではなく
どちらかといえば王道のやり方であり、真新しいものではないからだ。

 

 

同業他社や新規参入者が参入すれば市場は価格争いか
より高付加価値の企業が勝つことが予想されるため

 

 

現在何百名も順番待していると言われるライザップに
順番待が終わって参加できる頃には同じような比較検討できるサービスが
他の業者によってできている可能性がある。

 

 

そのことを念頭において2ヶ月間に30万円超の金額を払うべきかを決めてほしい。

 

 

ちなみに料金は60回以内ならば希望の回数での分割払いが可能なのだが
クレジット会社を通さず、自社割賦なので審査はないが

 

金利は19.8%とかなり高い。

 

 

まあ、これは仕方ないと考えるしかないです。

 

これ以外の分割方法がないからね。


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