失恋ショコラティエ毎週見てます(笑)。
最終回間近なのでこれまでの感想と展望を勝手に予想。
ちなみに原作はまったくみていません。

恋愛ドラマの王道は全員幸せ

いわゆる社会派のドラマではなく、恋愛がメインのドラマにおいては
出演者全員が幸せになることが大切だと個人的に感じています。

 

幸せとは恋が実ることではなく、人間的に成長したという意味です。

 

なぜなら、私達は成長する姿意外に一番共感できるからです。

 

ドラマでは一人寂しそうな脇役のぼやきに
「その気持わかる〜」という意見が上がることはありますが
ドラマではその人が何らかの幸せを発見するから救いがあるわけで

 

その脇役が本当に一人孤独のまま終わったら、
その人に共感した人は最終回を見終わって納得できるでしょうか?

 

まるで、あなたはこれからもいいことなんてひとつもないんですよ!と
社会から突きつけられるようで、救いがまったくありません。

 

 

前置きがながくなりましたが、これは失恋ショコラティエにおける薫子さんのことです。

 

 

このドラマは主人公の松本潤演じる颯太が現在、絶賛不倫中なので
颯太やサエコにはなかなか共感を持つことができず、お互いサイテーな主人公になっているので
えれなや薫子にしか共感をもてません。

 

 

失恋ショコラティエは颯太の成長物語だがそれはあくまでも

このドラマのポイントは颯太がショコラティエとして(一人の社会人として)成長する物語です。

 

なので、序盤は颯太がサエコのためにチョコを作ることで
ショコラティエとしても人間としても成長していきます。

 

それは薫子が「最初は経営者として頼りなかった颯太がどんどん成長して
いまは彼に何もいえなくなった」というセリフからも颯太の成長が伺えます。

 

 

サエコは颯太を新しい世界(ショコラティエという職業)に導き、
その世界でより高みに到達するために必要な、颯太のメンターという役割が与えられていました。

 

 

しかし、9話の時点では彼女との不倫関係が颯太のチョコへの創造力を奪い
人間としてもショコラティエとしても成長していない姿が描かれています。

 

 

この一点だけからも颯太に必要なのは「失恋」です。
ただし、颯太の人生はサエコによって切り開かれたショコラティエとしての人生であり
いままではサエコのために作っていたチョコだが

 

サエコがいなくなっても自分のチョコが好きで食べに来てくれるお客様がいるわけで
その部分に颯太が気がついてサエコのためのショコラティエから
自分の求める(自分を求めてくれる)自分のためのショコラティエになる

 

というのが「真の失恋」ではないかなと思うので
最終回に恋のパートナーとして
えれなを選ぶのか、薫子を選ぶのか、サエコを選ぶのかは重要では無いと思います。

 

小ネタ:松本潤のコックコートはオーダーメイド

 



画像はバンビーノの時のものですが、松本潤さんはコックコートが似合うという話題があったので
参考のためにバンビーノ時代の画像を添付しました。

 

今回の失恋ショコラティエで着ているコックコートは松本潤は完全オーダーで
彼の体に完全にフィットしているものを着用しているようです。

 

9話で薫子がサエコがショコラヴィのユニホーム姿が可愛くて
同じ姿の自分と比較するシーンがありましたが

 

このコックコートってとても着る人で差がでるらしく
それをちゃんと理解している制作側は松本潤はちゃんとオーダーのコックコートで
彼のよさを引き立てているそうですよ。

 

サエコの最終回はどうなるのか?

これも完全なる憶測ですが・・・

 

月9ドラマの恋愛もののヒロインはだいたい主人公を新しい世界へ連れて行く役割ですよね。

 

ロングバケーションとかラブジェネレーションなどのキムタクドラマのヒロインもこのタイプですし
プライドなんかもおもいっきりこのパターンです。

 

最近の月9でいえば、石原さとみと小栗旬のリッチマン、プアウーマンもこのパターンです。

 

重要なことはヒロインは主人公を人間として成長させつつも、自分も成長するという点ですが
今回の恋愛ショコラティエにおけるサエコの成長とな一体なんでしょう。

 

 

彼女の一番謎な点は
なぜ、彼女はあの旦那さんと結婚したのかという点です。

 

ドラマでは結婚するときもする前も、した後も颯太のことが好きそうなんですよね、
あくまでも颯太が何もしてくれないから一番条件のいい男と結婚したような印象を受けます。

 

ナチュラルに恋愛キラーっぽいサエコが実は一番奥手で受け身である、というのは設定として
面白いのですがそうすると結論は自分の本当の思いに気づき
自らの意思で離婚し、自分の気持ちに正直に生きるという結論になってしまいます。

 

絶賛不倫中の颯太とサエコは一緒にいるのにお互い本音を言い合えないことで
帰って離れていた頃よりも関係が悪化しているので、それを解消し真のカップルになり
幸せになりました、終了!!!!

 

でもいいんですけど
それだと不倫→略奪愛というあまりにも世間的にありえない昼ドラ路線になり
倫理的にそれでいいのかなぁ・・・という気がします。

 

個人的には暴力や妻を家庭に縛り付ける、古いタイプの夫として描かれているサエコの夫ですが
彼との関係をちゃんと精算させる、それが離婚でも結婚生活継続でも
それがサエコの成長だと思います。

 

恋愛ショコラティエはフジテレビの挑戦なのか?

このドラマは恋愛に重きを置くか、颯太のショコラティエとしての人生を描くかでまったく受け取り方が変わります。

 

「不倫とセフレと」どちらを選ぶのかという恋愛に重きを置いた
「月9なのに挑戦的」なドラマを狙っているとしたら、それは本当に挑戦であり
今のフジの状況で挑戦したとしてら現在の視聴率(11%ぐらい)では失敗だったといえるでしょう。

 

不倫と体の関係と妄想という難しいキャラ設定の中で
どのように颯太や周囲の人間が成長していくのかを描いたドラマのほうが
すっきりとした最終回を迎えられそうです。

 

サエコをただの思わせぶりな小悪魔として描ききるのか
彼女の本心を描いて人間的に成長した姿を描くのかがポイントだと思いますね。

 

 

颯太もただのサエコ命の男で終わらせてしまう恋愛モードの最終回だと
何の救いもなく、原作にあるようにたまにサエコのことを忘れてチョコのことで頭がいっぱいになる
そんな姿をしっかりと描いてほしいなと思います。

 

結局不倫して、ひたすら妄想するだけで終わりそうなのがこのドラマがどこか不安な点なんですけどね。
※原作は未だ継続中なのでドラマと原作では必ず齟齬が生まれるのは仕方ないみたいです。


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