気になる言葉

 

気になる言葉を図書館にある辞書で調べてみました。 

 

 

調べた言葉は

 

 

・刺し身の由来
・オセロを指すと使う意味
・忖度の意味

 

 

忖度についてはなるべくわかりやすく説明します。

忖度の意味をわかりやすく説明する【私見】

忖度

 

忖度という言葉を、例の国会答弁で初めて聞いた僕としては、この言葉にまったく馴染みがありません。

 

 

僕が思うに、多くの人も忖度という言葉をあの時期に初めて聞いた、もしくは聞いたことはあっても意味まではなんとなくしか知らなかったのではないでしょうか?

 

 

 

そのためなのか、この言葉が曖昧で、ややマイナスのイメージを持つ言葉として世間に浸透していっているような印象をうけます。

 

 

 

言葉には本来もっていた意味から、別の意味が一般的に広く浸透してしまうことがあります。

 

 

 

例えば、文化庁の20期国語審議会で「きがおけない」を「信用できない」の意味で使われている言葉等の慣用的な表現や語法”ゆれ”について審議しています。

 

 

 

気がおけないは「気を使うことがない」という意味であって警戒している状態を指すことばではないんですが、似ている言葉に気が抜けないがあるからなのか本来の意味とは異なる形で使われている現状について『国語審議会は安易に認める姿勢を取るべきではないと思われる』としています。

 

 

忖度もこのように公に審議されるのかは不明ですが、やや本来の意味を拡大解釈して国会答弁では使用されたような印象(実に都合よく使われている印象を僕は持ちました)があるので、本来の意味をしっかりと把握することで、なぜあのような場面で忖度という言葉を使い、それが話題になったかについて自分なりに答えを出す助けになるかもしれません。

 

 

前置きが少し長くなってしまいましたが、忖度について話を戻します。

 

 

 

この言葉を答弁で初めて聞いた人は、忖度と上司や教師・国やシステムなど目上の存在の意向を汲み取って、”便宜を図る”言葉のように感じたのではないでしょうか?

 

 

 

 

日本語源広辞典によれば忖度の語源は

 

 

中国語で忖(おもいはかる)度(はかる)というと、もにはかる意味をもった言葉の組み合せであり、「他人の心中やその考えなどを推しはかること」と書かれています。

 

 

この「他人の心中やその考えなどを推しはかること」はWebloなどのネット辞書にも記載されているので、調べればすぐに出てくる忖度の意味ですが、国語辞典などの辞書にも同様の記述があります。

 

 

しかし、辞書等を調べたり言語の専門家のブログや新聞記事などを見る限り忖度には”推量”する以上の意味はありません。

 

 

忖度の事例として辞書に掲載されていたのは

 

・菅家後集
・東京新繁昌記
・浮雲 二葉亭四迷
・福沢諭吉「文明論の概略」

 

 

この4つのうち比較的意味がわかりやすい下の2つを引用すると

 

 

文明論之概略「他人の心を忖度す可らざるは固より論を俟たず」

 

浮雲「文三の感情、思想を忖度し得ないのも勿論の事では有るが」

 

 

忖度しているのは「他人の心」「文三の感情・思想」を推理しているに過ぎず、その気持を汲んで最適な行動をするという意味合いまであるのかと言われるとないように僕には思えます。

 

 

忖度には行動まではふくまれず、あくまでもただ推測・推量・思うだけの意味しかないのではないかなということです。

 

 

例の国会答弁や外国特派員協会の記者会見などでも忖度は使われていますが、「斟酌」には「先方の事情をくんでやること」の意味があるので、状況的にこの言葉のほうがふさわしい気がします。

 

 

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刺し身の由来

 

 

魚肉の上にその魚のひれをさし添えたもの語源とする。中国語の三滲 醤油・酢・生姜で魚の身に滲ませてたえるSansimが語源

 

いずれも切り身の身を切る忌んだ言葉

 

日本語源広辞典

 

 

オセロや将棋で”指す”を使う意味

 

 

さすという言葉には、ある事物をほかの領域へ入っていくようにむける、向けて進ませる。

 

 

その事物と向かっていく領域とによってさすの内容が細かく分かれる。

 

 

 

指すという言葉には

 

 

 

指す方向や目標「を」格が加わることによってある方向領域へと向かう方向性さらに移動性を帯びある隔たった目標へと向かう
動作作用を意味する 意思的ならめざす 将棋などは駒を敵方へむけて進ませる

 

「基礎日本語辞典」

 

どんぶり勘定の由来

 

 

職人の腹掛けの隠しの別名を何でもいれておくのでドンブリといった。その丼+勘定が語源でおおざっぱな金の出し入れをすることとなった。

 


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