失恋ショコラティエの評価は賛否両論です。

 

 

上手く行っている点とショコ潤という言葉に代表される、
今後予想される危険な展開について完全自論でまとめました。

失恋ショコラティエの視聴率は瞬間最大が、午後9時54分で16.2%
平均視聴率は14.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区だそうです。

 

 

この数字は月9としてはあまりよくないですし、
ドラマは基本的には右肩下がりになる傾向があるので今後の視聴率が不安ですが
半沢直樹や家政婦のミタなどは回を増すごとに視聴率が上がっていきました。

 

 

半沢やミタほどの爆発的なヒットになりそうにはありませんが
このドラマの感想を見ていると、ある傾向が見えてきました。

 


 

石原さとみがイライラするという意見が多いのは狙い通り?

このドラマは漫画が原作なので、ある程度ストーリーが放送前からわかっているんですよね。

 

 

松本潤はひたすら片思いを続ける妄想野郎で
石原さとみは悪女というか、思わせぶりな人妻という設定です。

 

 

それがわかっているのに石原さとみにイライラするという意見が多いんです。

 

 

松本潤のファンにとっては石原さとみがイラつく存在だし、
男性目線だとちょっとHな石原さとみが可愛いという評価が多いんですよね。

 

 

これ,狙い通りだし、原作を忠実に再現しているわけで
制作側からすると想定の範囲内だとは思いますよ。

 

 

いい方向に考えれば、石原さとみがムカつくという意見は、
それだけ彼女の演技が素晴らしいということであって
この役を引き受けた時点で、女性からは嫌われる役であるのはわかっていると思うんですよね。

 

 

でも、恋愛ドラマの基本は嫌われる人を作らないこと。

 

 

90年台の演出が過激だった頃は、嫌われ役の俳優には嫌がらせとか
誹謗中傷すごかったみたいですが、それはストーリーの原型からはずれているからです。

 

 

恋愛ドラマは全員が成長するから面白いのであって
特にヒロインが嫌われたまま終わるようでは、脚本が終わってます。

 

 

必ず石原さとみ演じるサエコにも共感がもてるような展開になるはずなので
それがいつ、どんな形で現れるのかを楽しみにするという見方も面白いはずです。

 


 

失恋ショコラティエの問題点.1

 

ただ、このドラマへの批判点として「不倫」という問題があるんですが

 

※以下原作のネタバレがありますので、閲覧には注意してください。

 

 

 

 

実は、実際に不倫のような関係になるのは最新巻の7巻で、ようやくという感じなんですよね
それまではずっとキス止まりの関係+妄想なんですが(すでにそれを不倫というのかもしれない)

 

 

ドラマでは不倫のような関係にはせずに綺麗にまとめることが予想されるため
原作との違いや、不倫という倫理的にテレビではもっとも扱いにくい
問題をどうやってジャニーズファンが炎上しない形でまとめるのかも興味深いんですけどね。

 

 

失恋ショコラティエの問題点.2

これはソースがサイゾーさんなので信ぴょう性はなんともいえませんが

 

「原作では石原演じるヒロインのみならず、水原希子演じるセフレとの激しい濡れ場がふんだんに盛り込まれていた。ところが、早くから松潤ファンの間で濡れ場に対して激しい賛否両論が巻き起こり、フジにはかなりの数の抗議電話やメールが寄せられたという。その結果、制作サイドも松潤ファンの気持ちを考慮し、濡れ場を全面的にカット。そのため、ウリがなくなってしまった」(フジテレビ関係者)

 

その結果として松潤ファンがどうすれば喜んでもらえるのかを考えた結果
なるべく毎回、松潤の上半身ヌードを披露する計画だというのですが

 

 

これが問題です。

 

 

ジャニーズファンを否定するつもりはまったくないのですが
脚本や演出はあくまでも、ストーリーを補完するものであって媚びるものではありません。

 

 

上半身ハダカになることと、濡れ場がファンにとってどう違うのかはよくわかりませんが
松潤のハダカがあるかないかよりも、ストーリーが面白いかどうかのほうが大事です。

 

 

原作の一番のウリが妄想とするのがすでに間違っているのですが
一番のうりは少女漫画なのにひたすら男が片思いをしている点であり
その相手が人妻であるという設定ですよね。

 

 

そして、一見嫌な女にしか思えないサエコが結婚生活に不満を持ちはじめることから
爽太との関係が変わってくるというのがこの物語の基幹です。

 

 

恋愛ドラマなのにキャストの成長を描かずに、濡れ場だヌードだと騒ぐようでは
脚本家や原作者の思い描く世界観が作れないのではないかと疑念を持ってしまいました。

 

失恋ショコラティエの問題点.3

 

ドラマというのは、基本的に1話目にどんな話なのかをしっかりと視聴者に提示しなければいけません。

 

でないと、2話目以降見る気にならないからです。

 

このドラマの主人公がどんな世界観を見せてくれるのかを1話でしっかりと提示する必要があるのですが
失恋ショコラティエの1話目を見る限り、主人公の松潤はただのいい人ですし
キャラが1話にしてすでに固定している印象を受けました。

 

 

松潤演じる颯太はショコラティエとしてはフランス帰りなのである程度の実力があり
ショコラティエを一流店にするために四苦八苦するという展開ではなさそうですし
彼の妄想も含めたサエコへの一途な思いはずっと継続しそうです。

 

 

ということは颯太は人間としてかなり大きな人間であり、ある意味完成されており
人間としての成長はドラマ内では見られそうにもありません。

 

 

ドラマの基本は主人公は成長し、その主人公を助ける人物がいることが基本ですから
このドラマの場合、人の気持を考えることができずやや自分勝手な小悪魔として描かれている
サエコが颯太との交流を通じて人間として成長するストーリーのように感じられました。

 

 

そうなると主人公はサエコということになります。

 

 

であるなら、早めにサエコに共感できるようなエピソードを展開しないと
主人公にまったく感情移入できないドラマとなり、数字を望むことは不可能でしょう。

 

 

主人公は一体颯太なのか、サエコなのかがはっきりしなかったのは大きな問題だと思いますよ。

 

ややネガティブなことをかきましたが、個人的に松潤も石原さとみも好きなので
面白いドラマになってくることを願っているんですけどね。


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