PRICELESS(プライスレス)が第8話目にして視聴率が20%を超えました。

 

 

視聴して感じるキムタクドラマがイマイチ盛り上がっていなかった
理由を考察してみました。

 

プライスレスはキムタクのヒット作HEROと同じ系列

このドラマに木村拓哉が起用されたということは
今回の月九にかけるフジテレビの期待は非常に大きいということ。

 

 

かつては視聴率男だったキムタクも
『南極大陸』,月9『月の恋人〜Moon Lovers〜』が視聴率を
取れなかったこともあり、俳優として難しいタイミングでもあったわけです。

 

 

特に『月の恋人〜Moon Lovers〜』は平均視聴率が
16.8%という数字ではキムタクの人気もとうとう底が見えたと
考えられ始めていただけに今回の「プライスレス」には相当の覚悟があったはず。

 

 

 

とはいえ、プライスレスも視聴率はどうにも安定しませんでした。

 

 

初回16・9%でスタートすると、第2話は一気に上昇して18・8%、さらに第3話は15・2%と変動が激しい同作。その後も18%台から15%台の間でアップダウンを繰り返していたが、8話でついに20%の大台を突破した。テレビ朝日系連続ドラマ「ドクターX 〜外科医・大門未知子〜」(木曜後9・00)の6日放送の第7話で記録した今期トップに並んだ。8話までの平均は17・6%。

 

 

木村拓哉の月九なのになぜ視聴率がとれないのか?

 

今回のドラマを見ていて思うことは木村拓哉があまりにも完璧な人物として
描かれすぎていること。

 

 

木村拓哉演じる金田一は人の情にあつく、目先の利益よりも
人とのつながりを含むプロセスも大事にする人物。

 

 

そんな人物であることは第一話で勤める企業の社長がなくなり際
後継者を木村拓哉にする、と話していることからも伺えるのですが

 

 

第一話で陰謀によって会社をクビになり貧乏になったから
突然その素質に気がついたという流れがあまりにも急すぎる。

 

 

コメディという流れを組んでいたとしても日常を切り取ったドラマには
主人公の成長という要素がかかせませんし、月九でキムタクを起用するのであれば
成長のきっかけは恋愛によって達成されるべきなんです。

 

 

プライスレスでは金田一は行動力もあり、無鉄砲だけど
人の気持ちのわかるあまりにも完璧な人物として描きすぎていました。

 

 

では今回視聴率がとれた理由はなんでしょうか?

 

 

端的に言えば香里奈とのロマンス要素がはっきりとしたという点です。

 

 

 

香里奈はなんとなくキムタクのことを好きなんだろうな、という感じはありましたが
木村拓哉は恋愛感情に関する描写はほとんどなく
以前から交際している蓮佛 美沙子との関係も曖昧でした。

 

 

それが7話でどうやらこの二人がくっつきそうだぞということが明らかになり
8話でそれが確信とかわるのです。

 

 

 

それにともなって木村拓哉は重大な決心をし、
仕事も人間としても大きく成長するきっかけを得るという王道のストーリーが
展開され、ようやく月九らしくなってきたというところでしょう。

 

 

 

最初は軽蔑され、仲間として仕方なく付き合っていた女性が
一番身近にいる破天荒な男の魅力に気がつく

 

 

この展開は検事役を演じたHEROの松たか子を思い出させます。

 

 

 

HEROの木村拓哉も非の打ち所がない完璧な人物として描かれていましたし
通販に目がない、いつも人気のないカフェにいるという点も
共通点が数多くあり、往年のヒット作から人気のエッセンスを
抽出していることが伺えます。

 

 

 

過去を単純に模倣するのではなく、ある部分は否定し
ある部分は肯定するのがイノベーションの基本ですので
今回も恋愛要素を否定して入りましたが、結局ポイントは
主人公とヒロインが好意をもっていることが視聴者にわかりやすいことが大切。

 

 

 

次回はちょっとバタばたしてやきもきしつつも最終回で解決というパターンのようですが
以前に記事にした最終話以降のネタバレがどこまであたるのかも楽しみです。

 

プライスレス 最終話完全ネタバレ 閲覧注意

 

 


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