リッチマン プアウーマンの9話を見た感想です。 ネタバレありですので閲覧注意。
今回は日向徹の根底にあるコンプレックに打ち勝つ話です。

 

 

さて今回はネクストイノベーションを首になり、個人資産もなくなり会社を去った日向が
夏井真琴と会社を立ち上げるところから話がスタートします。

 

 

この回のストーリは最大の危機を乗り越えることにより報酬を得るという話です。

 

 

このストーリは言うまでもなく主人公は日向徹です。
そして日向を導いて新しい世界に連れ出すのが夏井真琴という関係が鮮明になります。

 

 

日向徹にとって最大の試練とは何でしょう?
それは会社が無くなることでも、資産が無くなることでもありません。
彼が一貫して主張しているのはまだ世の中にない面白くて人の役に立つ製品を作るということです。

 

 

彼はパーソナルファイル(PF)という個人情報を管理するシステムを作ることに使命を感じています。

 

 

PFをもネクストイノベーションに取り上げられてしまいました。

 

 

では日向にとって最大の試練とはPFに代表されるやりがいのある仕事がなくなったことなのでしょうか?

 

 

 

違います。

 

 

日向徹の人格は母親に捨てられた所で止まっている

 

そもそも彼がPFを作ろうと思ったきっかけは澤木千尋という自分の母親を探すためです。
大事な人に捨てられたことから今の人格が形成され日向徹という人間を作り上げています。

 

 

なので彼は人は必ず自分の元を去ると決めつけています。

 

 

朝比奈に出会うまでは・・・。

 

 

若き日の日向にビジネスの方向性を示し、導き共に歩んできたのは朝比奈です。
朝比奈は日向が求めていた絶対的な信頼を日向に与えてきました。
なので日向は朝比奈に対して絶対的な信頼を置いています。

 

 

そう、まるで捨てられた自分を忘れさせてくれる(ドラマにはまったく登場しないが)父のような存在です。

 

 

その朝比奈に裏切られまたも捨てられた。

 

 

日向が失ったものは朝比奈とともに歩んで来た信頼に支えられた時間です。

 

 

PFという使命感を感じる仕事はあるが、またも裏切られた日向は仕事に向き合えません。
あげくにはすべての人がどうせ自分の前からいなくなるのであれば真琴もいつかいなくなる、
なら早いほうがいいという、エゴから真琴を突き放し、独り涙を流します。

 

 

しかし、真琴はいなくなりませんでした。

 

 

PFの仕事を完全な裏方の作業とはいえ日向に与えるのです。

 

 

ここで真琴は朝比奈が日向に与えていた仕事への方向性と信頼という
朝比奈の裏切りで失った人への信頼感を与えることで
日向を導くメンターとしての役割を完全に達成します。

 

 

その影響で仲間が増え、自分達は居なくならないと日向を励まします。

 

 

彼はそんな仲間を得ることで報酬を得ます。

 

 

自分の壁を壊す。
つまり親に捨てられて膝を抱えて泣き喚く子供の自分を壊すきっかけを貰うのです。

 

 

彼はまだ新しい世界から最終的に変える元世界には戻っていません。

 

 

それは僕が予想するに朝比奈が逮捕されましたので懲役が終わって出所した後も
昔のような強い信頼感で結ばれた面白いことだけをする二人に戻るのか

 

 

それとも母親を見つけ出し、人の名前を覚えられらない病気を克服し
信頼する仲間だけに囲まれたスタートアップの頃の小さな企業をずっと続けていくのか
その方向性は10話でわかるはずなので楽しみに待ちましょう。

 

 

 

個人的なつぼ

 

日向は全財産を投入して座り心地のいい椅子とおしゃれな机
破産した人間には不向きな洒落た事務所を構えます。

 

 

破産したんだから学生の頃のように狭い部屋の一室で起業しろと思うかもしれません。

 

 

でも日向は破産したからといって知識も経験もない学生の頃に戻るわけではありません。
全財産を使いきってもお金を産み出す知識は彼の頭にあります。

 

 

なので自信を持って全財産を作業効率をあげるためのすわり心地のいい椅子に投資できるのです。

 

 

 

ただ最初の時点では彼の天才的なプログラム能力をマネタイズしてくれた朝比奈はいませんが・・・・。
それを今回だけは真琴が代わりに行なってくれたことで日向の人生はまた動き始める。

 

 

なかなか良くできたストーリーだと思いました。
ただし、最初の数話は動画で見直すとかなりひどい内容です

 


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