胆管がん

 

平尾誠二氏が53歳という若さで亡くなったが、胆管細胞がんを患っていたそうです。

 

 

胆管がん※後述します!で亡くなったといえば,川島なお美さんや柔道の斎藤仁さんですが、いずれも50代で亡くなっています。

 

 

胆管がんとは一体どんな病期なのか、気をつけるべき点はあるのか調べてみてわかったことがあります。

 

 

それは有名人がかかった病気だからといってむやみに恐れてはいけないこと、理由はこの病気に年間どのくらいの人がいくつぐらいの時にかかることが多いのかを調べればわかります。

 

 

そしてもう一つこの病気にかかる可能性があるのはどんな人か?(つまりは原因です)を調べることで決して自分には関係が無いと思ってはいけないということです。

 

 

 

 

 

なんの情報を信用するのか?

 

僕は正直にいいますと、胆管がんというものがどんな病気なのか全く知りません。

 

 

まずは胆管がんとは何かということから調べなければならなかったのですが、健康問題などに関して僕はまずは国が出している情報を当たるべきであると考えています。

 

 

今回でいえば厚生労働省の見解が最も現時点で信頼のできる情報です。

 

 

しかし、胆管がんについてざっと見てみたところあまり情報を見つけられなかったので、厚生労働省の施設等機関であったが2015年から国立研究開発法人に移行している「国立がん研究センター」が出している統計や情報を元に記事を作成することにしました。

 

 

 

胆管がんとは

 

平尾誠二氏が亡くなった原因は「胆管細胞がん」だそうですが、胆管がんは肝外胆管がんの肝門部領域胆管がんと遠位胆管がん、そして肝内胆管が
ん(胆管細胞がんと呼ばれることもある)にわけられます。

 

 

川島なお美さんや斉藤仁さんも肝内胆管がんであったそうです。

 

 

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注意すべき点としては胆管がんは「がん規約」において原発性肝がんとして取り扱われる点です。

 

 

また取扱い規約では、肝内胆管がん(胆管細胞がん)は肝臓にできたがんとして、肝細胞がんと一緒に原発性肝がんとして取り扱われています。これらの胆管がん、胆のうがん、乳頭部がんを合わせて胆道がんと呼びます。
http://ganjoho.jp/public/cancer/bile_duct/

 

肝内胆管とは下記画像の肝臓内にある管にできる癌です。

 

胆管の位置

 

画像参照:全日本民医連

 

 

 

 

胆管がんの主な症状

 

胆管が狭まる事により胆汁が流れにくくなると胆管から胆汁が逆流し、血管内に入り込むことで皮膚や目の白い部分が黄色くなる。

 

 

胆汁が尿に混ざることで濃い茶色へ、腸内に胆汁が流れると便が白くなる。

 

 

その他、体重減少、発熱、食欲不振、全身倦怠感といった癌の症状でよく聞く症状がでます。

 

 

●検査方法

 

  • 血液検査
  • 腹部超音波検査
  • CT
  • MRI
  • 超音波内視鏡検査
  • 管腔内超音波検査

 

黄疸や右上腹部痛があらわれ、胆管がんの可能性がある場合にはまず血液検査と腹部超音波検査を行い、CTやMRIなどの検査をさらに行うようです。

 

 

 

胆管がんの治療

 

胆管がんの手術適応は非常に複雑だそうです。

 

 

がんの部位によって手術が可能かどうかは施設における判断による場合があり、手術対象とならないケースでも別の施設では手術対象となることもある。

 

 

 

手術の可能性に関しては必ず専門の外科医に相談すること。

 

 

全国都道府県別がん診療連携拠点病院の情報はこちら

 

 

 

件数: 418件
検索条件: 胆管がん・胆のうがん
都道府県: 全国
治療: 全て

 

 

手術以外の治療法としては化学療法(抗がん剤治療)、疼痛を緩和などがんの進行を抑制する目的(、有効性については十分
な検討がされておらず、標準治療ではないそうです)で放射線治療も行われる。

 

 

 

ここまでの参考資料:国立がん研究センター発行「胆管がん(PDF)」

 

 

 

胆管がんの統計データー

 

川島なお美さんが若くして亡くなり、平尾誠二さんというラグビー界においてはカリスマ的な人物が亡くなったことで胆管がんを初めて知った人のために胆管がんの統計データーを紹介しておきます。

 

 

2013年の胆のう・胆管がん死亡数(※胆管がんのみのデーターではありません)

 

 

男性約8,900人(がん全体のうちの4%)
女性約9,300人(がん死亡全体の6%)

 

 

このうち2006年から2010年にかけて男性のみですが厚生労働省が発表している胆管がん(肝内・肝外別)の資料があります。

 

 

肝内胆管がんにおいては

 

2006年:1569人
2010年:1799人

 

 

肝外胆管がん

 

2006年:4971人
2010年:5357人

 

 

どちらも微増しています。

 

 

この5000人という数字をどのように捉えるのかはその人次第ですが、僕は正直とても少ないなと思いました。

 

 

そしてこれから紹介する年齢別死亡者数をみることで、どんな人がかかりやすい病気なのかが分かってきます。

 

 

肝内胆管がん年齢別死亡者数

 

男性(%)

 

20代:0
30代:0.4
40代:2.2
50代:9.3
60代:24.7
70代:36.2
80代:27

 

 

女性

 

20代:0.1
30代:0.7
40代:1.4
50代:5.2
60代:17.8
70代:31.4
80代:43.4

 

 

年齢別で見ると男女で若干の違いはあるものの40代以下で疾患する可能性は非常に低く、女性の場合は50代でもかなり低い。

 

 

一方60代以降の割合がかなり高くなっています。

 

 

 

胆管がんも早期発見が鍵

 

胆管がんの原因について資料として読んだ国立がん研究センターのPDFやHPには特に記載はありませんでした。

 

 

ネットで検索した病院や専門医の見解は多数でてきますが、厚生労働省の研究班の大規模調査によれば胆石や肥満がリスク原因となると書かれていましたが、大本のソースを発見することが僕の検索能力ではできませんでした。

 

 

以下は主にネットの情報を元にしたあくまでもざっくりとした原因ですが

 

 

  • 加齢
  • 肥満
  • 食生活
  • 運動不足
  • 胆石

 

胆石は胆道がんになる危険性が2〜3倍に高まるそうです。

 

 

 

胆石は野菜不足や脂肪分の多い食事などの生活習慣からできやすくなるとも言われているので胆管がんも生活習慣を規則正しいものにするのが最大の予防法といえるかもしれません。

 

 

主だった原因こそないものの、初期症状は注意していれば見過ごしにくいものなのでこれらの症状がでたときは速やかに専門機関を受診しましょう。

 

  • 黄疸
  • 皮膚のかゆみ
  • 尿の色が濃くなる
  • 白い便

 

 

あまりこの病気にかかって死亡する人の数が多くはない、高齢者がかかりやすい病気である、という統計データーは50代未満の年齢の人は「自分には関係ない」と思ってしまうかもしれません。

 

 

しかし、癌の原因は生活習慣に起因する疾患を持つとそのリスクが高まることが最大の特徴の1つであり、結局はどう生きるのかが問われる病気であり、がんはその結果の一部であると調べてみて改めて思いました。

 


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